まず断っておくけど養護派です。
t.A.T.u.との出会いは、今をさかのぼる2003年の3月くらいでしたか。
まだ日本デビューもしてない頃、AZM氏に「面白いよ」って紹介されてドツボにハマったんだ。
で、さんざん聴き腐ってたら、だーんだん日本人が騒ぎはじめて、あっというまにミリオンだか売れたね。
そんで、来日したと思ったら、Mステドタキャンを始めとする数々の不祥事を演じて、一瞬で嫌われ者に転落してロシアに帰ってったね。
その後、再来日して東京ドームでライブなんぞやったけど、その人の入り(100人いたっけ?)なんて目もあてられないくらいで、あれは東京ドーム史上最低の動員数だったんじゃないかと思う。
まー彼女たちの一連のオバカ行動の肩持ってるワケじゃないんだけど、わたしが言いたいのは「ソレって彼女らの本質じゃないよね?」ってことなのですぉ。
実際は歌が下手だろうが、レズも芝居だろうが、日本人ナメきってようが、彼女らの本質ってのぁ、「CD」に記録されてるモノでしょう?
デビューアルバムが日本でミリオン突破したわけですが、あの当時、邦楽でさえミリオン難しいのに、洋楽でそうなったということは、それだけの人が「いい♪」と思ったからわざわざCDを買ったんでしょう?
思うに、実際彼女らの音源を買った人たちは、その後、彼女らが日本に上陸してオバカ騒ぎを繰り広げるのを目の当たりにしても、そりゃ「なんじゃあのコら」と思いはしても、心の底から100%嫌いきることはなかったと思うんだけどなぁ・・・言い過ぎかしら。
少なくともワタシは、彼女らの1stが大好きで、今でも大事な思い出であります。
2ndを聴いて思うこと。
トゲがなくなったね
丸くなったね
イカれてない・・・
正直あんま面白くないです、サウンド的に。
彼女らのキーが相当下げられてて、1stでキンキンしてるあのハイトーンヴォイスがほぼ封印されちゃってるからかもしれないけど、さぬきうどんに天カスがないのと同じで、とっても物足りないの。
ほんと、たった2年前の、クスリでキメてんじゃないかっくらいのイカれっぷりが好きでした。
ジャンルは違えど、アレはROCKだった。
まぁ復活を祈って・・・陰ながら応援はしつづけますが。
いい意味でも悪い意味でも大人になったのかもしれませんな。
Interscope (2005/10/11)
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